男女共同参画委員会について

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委員長のメッセージ

医学部・医学系研究科 男女共同参画委員会について

男女共同参画委員会・委員長 
山本一彦 

社会における男女共同参画は当然といえば当然ですが、歴史的、身体的などの多くの制約で実際には容易に実現されていないことは事実であります。特に、大学における男女共同参画は、一般社会とは異なった要素も多く存在します。女性研究者の研究継続の支援、女性教員の比率の向上が大きな課題です。このような中で、共同参画を積極的に推進する為の「積極的改善措置」という意味でポジティブ・アクションという言葉が使われる様になってきました。すなわち、これまでの慣行や固定的な性別の役割分担意識などにより女性が男性より能力を発揮しにくい環境を積極的に是正する取組といえます。

一方、医学部・医学系研究科には他学部とは異なった問題も存在します。それは女性医師を中心とした医療従事者に関する共同参画です。医師不足、医療崩壊などの言葉を持ち出すまでもなく、医療現場で女性がより活躍できるような環境を作り出すことは、患者さんを含めた社会全体に対する喫緊の課題と言えます。

医学部・医学系研究科の男女共同参画委員会は、清水学部長のリーダーシップにより2008年に組織され、2008年12月より活動を開始致しました。委員会での議論やアンケートなどを通じて、幾つかの解決すべき重要な課題があることを確認しましたが、同時にそれらをすぐに解決することが難しいことも認識しました。現状を認識し、喫緊の課題を少しでも前に進めることを当面の目標として、活動を続けております。

このホームページは男女共同参画に関する情報を多くの皆様に提供する為に作られました。実際に施設を利用して頂く為の情報源として、またこのホームページを通じてより多くの方が関心を持って頂き、さらにポジティブな活動が加速されていくことを期待致します。

(平成22年4月)

前委員長からのメッセージ(平成25年4月)
元委員長からのメッセージ(平成23年7月)
元委員長からのメッセージ(平成22年4月)

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